○やまうら 食の記憶の聞き取り会
11月23日、『やまうら 食の記憶の聞き取り会』が行われました。山浦に暮らすお年寄りのみなさんに「こんな行事の時には、こんな特別な食事を作っていた」など、懐かしい食の記憶を聞き取る集いで、「その記憶を残せるような、山浦ならではのお弁当を作りたい」という思いから開催されました。
ご講師に『株式会社たべごとカンパニー』の木村真琴さんをお招きしました。木村さんは、食に関する仕事を幅広くされており、各地の文化や歴史を取り入れた料理を通して地域づくりにも貢献されています。聞き取りは、主に昭和や大正の文献に基づいて行われました。山浦のみなさんもよく知っていたり、いなかったり... 木村さんの問いかけに「ああ、『しいら餅』…あんこを入れない『素餅』のことやね」とか「芋団子…芋練り…いつでもおやつにしていたなぁ」など詳しく聞かせてくれました。
今回の聞き取りで山香地域は、他の地域と比べても、お米作りや踊りが盛んな地域だったという歴史的な背景も知ることができました。また、みなさんが話してくれた「昔は食べ物が少なかったから、あるものを工夫して食べていた…」という言葉が改めて印象に残りました。その料理は、収穫をみんなで喜ぶものだったり、明日を生きていくための食べ物だったろうと思います。今回の会をどういう形で活かすことができるか、試行錯誤は続きます...。

たべごとカンパニーの木村さん。城郭の研究もされています!

食の記憶の聞き取り…思い出と食べ物は深く結び付いています。

